- 癇癪を起すかのごとくイライラが止まらない
- ついさっきしていたことが思い出せない
- 大事な予定だったのにすっかり忘れてしまっていた

こういった症状に思い当たることはありませんか?


安易にそう思わないでください。
医者ではないので原因や症状について詳しいことはわかりませんが、実際に実際にあった私の経験の話をします。
ちなみに私の場合、原因は「うつ(双極性障害)」でした。
イライラが止まらない、尋常じゃなく怒りっぽくなった
人間ですから、ある程度はイライラしたり怒ったりはします。
でも、自分でもふとした時に気が付くレベルで、
- イライラが止まらない
- 怒りっぽくなった(尋常じゃなく)
そういった場合は注意すべきだと思います。
常温の水がいきなり沸騰するかのような、怒り(イライラ)
傍から見ていたら、おそらくヒステリックを起こしていると思われるでしょう。

ついさっきまで普通に会話していたのに、いきなり怒りはじめた…
それほどの勢いで感情が変化するのです。
私の場合は接客中の何気ないお客さんとの会話でイライラし始めてしまい、危うくクレームになってしまうところでした。
自分でも何にイライラしているのか、どうしてイライラしてしまったのかがわからず、コントロールすることができない。
生活に明らかに影響してしまう問題でした。
更年期障害と間違えやすい
特に女性に多く発生する更年期障害。
ホルモンバランスなど、さまざまな要因で引き起こされる更年期障害で良く知られている症状に、
イライラ
があるため、安易にそうだと決めつけてしまうことが多いと思います。

しかし、ちょっと待ってください。
今もおそらく、

イライラが止まらないのはなんでかな?
と思ってネット検索されていることと思いますが、精神関係に関してはしっかりと医者を受診することを強くお勧めします。
しっかりと診察を受けることがどれほど大切か
精神に関わる病気は診察が本当に難しいそうです。
実際、私が診断された双極性障害(躁鬱)とうつ病はよく診断を間違われます。
診察する時期であったり、患者が医師に対して自分を客観的にみた状況を伝えられないなど、様々な理由があると担当医から聞きました。

ちょっと種類が違うだけでしょ?
もしかしたらその程度に感じ、問題ないように思うかもしれません。
しかし、
- 違う薬を処方されたことにより鬱状況が悪化
- 経過観察で良いとの判断をされた結果自傷行為が激化
そういったことが往々にして発生します。
専門の医師ですら間違えることを、イライラで周りが見えなくなるあなたが正しく判断できると思いますか?
診察を必ず受けてください。
物忘れが激しく記憶が持たないと感じる
こちらも人間ですから、20歳を過ぎたあたりから記憶力はどんどん低下します。
でも、
- 数分前のこと
- 絶対に忘れちゃいけないこと、
そういったことを忘れてしまったら異常だとは思いませんか?
どれだけ思い出そうとしても何も思い出せない
私の実体験です。
会社の車(フォークリフト)を動かそうとカギを手に取り、車の方に向かいました。
その道すがらお客さんに声を掛けられ一声二声会話をした。
1分ぐらいの間にカギを見失いました。
カギを取ったことは覚えてる、お客さんに話しかけられてからの行動も覚えている。

なのにカギがない。
ポケットに入れてはいないし、もちろん手にもってはいない。
まったく思い出せない。
20分探し、お客さんと話したところの棚に置いてあるのを見つけました。
会社の備品であり、紛失すると大問題になるのでその辺に置いたりはしないはずなのに、適当に置いてある。
イライラが止まらなかったのと合わせ、自分が怖くなり、これをきっかけに医者に行きました。
精神だけでなく、病気の可能性もあるから必ず受診すること
私の場合は、双極性障害の症状のひとつだろうと医師から言われました。
数分前だけでなく、全体的に記憶が持たなくなっているので、この会話をしたのも家内が覚えていてくれなければ忘れています。
しかし、私の上司は物忘れがひどくなってきたといって病院を受診したら、
脳に数センチの腫瘍が見つかりました。
人間なんて、繊細で絶妙なバランスの上に成り立っているだけの存在です。

簡単に壊れてしまうので、どうか自分のことを軽く考えないでください。
人は簡単におかしくなり、働けなくなる。
- イライラが止まらない
- 物忘れが激しくなった
それらの症状をきっかけに病院を受診したところ、私は半年間休職せざるを得なくなりました。
当時、すでに結婚しており、双極性障害という病気の特徴上、家内は私から目が離せません。
貯金はすぐに底をつきました。
会社から送られてくる給与明細は、税金の分支給額がマイナス。
結婚し、将来を考えて保険にはいろいろ入っていたものの、
- 自分が休職する
- ましてや精神を病む
そんなことを想像もしていなかったため、本当にお金に苦労しました。
あなたも検査した結果ただの加齢だったとしても、イライラや物忘れが多くなったのをきっかけに万が一の時の保険についてもう一度考えてみてください。
自分が怪我や病気で精神的に追い込まれているときに、貯金が減っていき、お金について困るのは本当に地獄ですよ。
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